病気の方たちと関わることが多い半年だった。病気とは予期してなるものではない。そして、いつまでも健康で元気に過ごせるわけではない。喜ばしいことか、憎むべきことか、時間は誰にとっても等しく、有限である。
もっと人と対話をし、理解をし、その心に触れたい。何を感じて生きているのか知りたい。
もっと聞く力を蓄えたい。その人が意識していなかった、その人のエッセンスを聞き出したい。それが私自身にどう響くのかが知りたい。
結局は心だから。どう生きるか、どう在るかを決めるのは全て心でしかなくて。
私はどう頑張っても考えないことはできないことに最近気づいた。前から気づいていたけど、最近はもう諦めて受け入れることにした。だけど、堂々巡りのつまらない思考をすることはやめた。視野が狭いことを自覚して、多角的な視点を持つようにすること。そしてそれをひけらかさないこと。
ほかの人は、考えなくてもそつなくこなせることが私にはできない。それはわかってる。他人よりも心が劣っているから、それをわかった上で考えて動く。
言葉は凶器だから慎重に使うこと。強い言葉ばかり使って、つけあがらないこと。他人のことばかり気にするのは自分のことに集中できていない時だからとにかく、やるべきことをやること。リアルで生きること。表現を磨くこと。言語化スキルを磨くこと。身だしなみを整えて心を豊かにすること。
ああ、綺麗に生きたいができないだろう。でも、泥臭くとも死ぬ時に人生に後悔ない死に方ができますように。どうか。どうか。私よ忘れないで。