回顧録

考えごと感じたことひとりごと

11月21日

バイト終わり、好きな先輩の恋人が先輩を迎えに来ていた。写真で見たときは少し鋭い印象を受けたけど、会ってみると、なるほど、先輩の恋人か となるような柔らかい雰囲気の方だった。先輩がとても楽しそうだった。2人ともかわいかった。どうぞ末長くお幸せにと心の中で祈る。

 

別れたあと、元職場の先輩たちと食事に行った。偶然道端で会う以外二度と会わないだろうと思っていた人と再会した。知り合った時から4年が経っていた。少しずつ変わっているのかもしれないし、良くも悪くも変わらない部分はあるのだと思った。会えて嬉しかった反面、少しあてられたような気がした。一瞬だけ昔の自分に戻ってしまった。

 

帰り道、ふと会いたい人が浮かぶ。夜に走るのはとても寒い。寒いが、冷えた空気を胸いっぱいに吸えば寒さで心が清められる。鼻が少しツンとする。涙で視界が滲む。空をふと見上げるとこぼれ落ちんばかりにたくさんの星がそこここに存在していた。街の光がある場所では見えないものが、田舎の農道ではよく見える。涙で滲んだ視界の中で近接した星たちの光が繋がり、絵を描いてくれる。人の気配が全くしない、静かな自分だけの時間がそこにある気がして嬉しいような寂しいような気分だった。